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お知らせ

お宮さんを増やそう

2005-07-20

信仰する方が家族に誰もいなくなったという理由で、神棚やお社を神社やお宮さんに処分される方がおられます。

仕方がないことですが、神さまに大変申し訳なく思います。また、中には古い社もあり、匠の技が光るものもあります。

そんなお社に出会うと、「もったいないなんて無礼なことを・・・」と思えてなりません。どんな思いで匠はこれをつくり、祈りを込められたのだろうかと思うと残念でなりません。また、このお社を支えに生きてきた古の人々へ思いを巡らすと熱いものが込み上げてきます。

私の部屋には、江戸時代の匠の技が光るかっこいいお社があります。これは、友人が古い一軒家からマンションへ引っ越す時にもらいに行きました。他にもまだ処分する気にならないお社が二・三社あります。

さらに昨日、願いの宮と同じく、雅楽部の拠点である、近所の高津神社さんより、処分間近の境内で祀れるくらいの小さなお宮さんを車に積んで運んできました。

“天地の親神のご神体は天地である。神さまは宮社に鎮まり納まっておられるのではない。真一心の心に神さまがおられて、おかげになるのである”
この真一心の心を引き出してくれるのが、形ある神々しいお社なのです。

道端にあたり前のようにお宮さんがあった、古きよき日本の風景を取り戻したいものです。

  • 株式会社桃山社中
  • 願いの宮神前式 for LGBT