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お知らせ

枠に収まらなくてもいいんじゃない

2005-04-23

昨日、豪快でエネルギッシュな若い女性が飛び込みで参拝に来られました。

第一声が「すんませ~ん 話聞いて下さい!もう頭ん中がいっぱいいっぱいで・・・もうあかん。」と大阪のおばちゃんの入り方でした(笑)しばらく、話を聞いていると10年くらい前にテレビで活躍されていた方だとわかりました。どちらかと言えば、枠に収まらない規格外のタイプの方なので私も話を聞いていてホントに楽しかったです。

結局、2時間くらい話されて「こんないい場所があったんですね。私の周りのデキの悪い連中の話も聞いてあげて下さいよ」と言っておられました。また「あなたは感性が豊かなんですね。」と言うと、「たけしさんにも同じことを言われました。でも、その芸風のままでは無理やから一度やめろ、そしていつか戻って来い、お前は戻って来れる人間やといわれましたよ」と言っておられました。

その顔を見ていると、さっきまでの曇った顔ではなく、少し希望の光が見えてきたような顔をされていました。

帰り際も「地獄に仏とはこのことですね。ありがとうございました。なんかすっきりしました。また来ますわ」と豪快に手を振って宮を後にされました。「地獄に行くなら、一緒に行ったるから心配せんでいいで(笑)」と私も結界から手を振って見送ってあげました。

規格外の人間は、自分を否定して生きるのではなく、規格外のまま世の中のお役に立てばいいんです。

  • 株式会社桃山社中
  • 願いの宮神前式 for LGBT