日本人と宗教と世界平和とピカチュウ

【開運メッセージ】人のことをそしる(悪口を言う)者がある。神道はどう、仏教がこうなどと、そしったりする。自分の産んだ子供の中で、一人は僧侶になり、一人は神父になり、一人は神主になり、また、役人になり、職人になり、商人になりというようになった時、親は、その子供の中でだれかがそしられて、うれしいと思うだろうか。他人をそしるのは、神の心にかなわない。釈迦もキリストもどの宗祖も、みな神のいとし子である。

はじめに

戦争や紛争の背景に宗教の問題がある場合が多いようです。

ここでは、世界平和のために日本ができることを書いてみました。

何らかのヒントになれば幸いです。

「日本人と宗教と世界平和とピカチュウ」

この記事は、2012年4月10日Colors日本一中立な大人教育マガジンに掲載された内容です。

日本人の宗教観は変わってる?

人種や宗教の問題で起こる紛争や事件、戦争は昔から後を絶たない。

先日の仏ユダヤ人学校乱射事件も宗教の根深い争いからくるものであろう。

日本人は、無宗教の人が多いが、無神論者が多いわけでもなければ、まったく信仰心がないわけではない。

正月は神社に初詣に行き、お盆やお彼岸にはお墓参りに行き、クリスマスにはパーティーを開き、大晦日にはお寺に除夜の鐘を突きに行く。

さらには、子どもが生まれると神社に初宮参り、続けて七五三、結婚式はチャペルで挙げ、葬式は仏式、多かれ少なかれ日本人に多く見られる行動パターンであろう。

この姿は、一神教に帰依している人にとって、信念もなく、また節操のない姿に見える。

しかし、日本人の中に宿るDNAは多神教であり、八百万の神様のひとつとして、その一神教を捉えているからこそ、平気でできる行動であろう。

もっとも、日本に入って来た一神教が、広まりにくいのは、このDNAがあるからなのかもしれない。

選択型一神教と、選択なき一神教

逆に、宗教を道徳のように思っている日本人にとって、戦争や紛争を繰り返している一神教に属している人のことをなかなか理解はできない。

日本にある一神教は、日本化された一神教であり、属している人は、数ある宗教の中から選んで入っているという多神教的な感覚が背景にある。

しかし、世界の一神教は、そうではない。基本的にわが神しかなく、つまりは、他の神はないに等しいのが、本来の一神教の姿だからである。選択型の一神教と、選択なき一神教とでは、根本的に意味が異なる。

一神教が悪いという話をしているのではない。

世界平和のため、宗教間対話を実践している指導者もたくさんいる。

もっとも、原理主義者であったり、過激派の一部の人ではあるが、一神教の中に、そういう人が出て来る土壌があることは否定できない。

片一方で、隣人を愛し、片一方で殺戮を繰り返す、一見、真逆に思うが、実はそうではない。神に喜ばれるために、隣人を愛し、神を守るために、聖戦を繰り返す、宗教とはそういう恐ろしさも持ち合わせていることを知っておく方がいいだろう。

日本的寛容の精神が世界を救う?

信念もなければ、節操もないと思われている日本人の感覚だが、実は、この日本的寛容の精神こそが、次の時代のカギになり、いい意味で世界を日本化していくことが、世界平和につながる。

日本化とは、日本の宗教を世界に広めるというようなことではない。

世界中の人に、日本の文化を通して、この寛容の精神を広めつつ、いかに日本を好きになってもらうか、そこに力を入れなけらばならない。

もはや外交の分野になるのかもしれないが、このことが人種や宗教の問題で起こる紛争や戦争を少しでも和らげる一助になるのではなかろうか。

日本の文化輸出が世界平和をもたらす

宗教家や政治家、有識者の間での対話は、高尚ではあるが、一般の民衆には難しい内容では届かない。

たとえば、そのツールとしておススメしたいのが、日本が誇るアニメ文化。世界中で日本のアニメが放送されているが、その中でも「ピカチュウ」は人気のあるアニメのひとつである。

主人公ピカチュウの単語は、サザエさんのイクラちゃんなみに少ない。

しかし、状況や話の流れの中で、意味不明な単語から、意味を感じ取ることができる日本化された幼い子どもたちが増えていると聞く。

そう、日本では当たり前の感覚である、以心伝心や、空気を読み取ろうとする能力が、世界の子どもたちに伝わっているということになる。

これはあくまで一例だが、日本の寛容の精神、日本的感覚が広まれば、世界の平和につながるという確信をもって、戦略的に世界にアニメを発信してもらいたいと思う。

難しい話し合いで理解し合う以前に、人種や宗教の問題で起こる紛争や戦争を少しでもなくしていくためにも、幼い頃から、日本的感覚を身につけてもらうことの方が、効果的ではなかろうか。

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