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お知らせ
目先のお金よりも大切なもの(ホームレスのおかげ)
2010-03-15
神を親と思って信心をしていれば神の方から子と思う。たとえて言えば、子供のそばに、親がいなければ、悪い者に棒でたたかれることもあるが、親がついていればたたかれることはない。悪事災難は棒を持って来るのではないから、しのごうと思ってもしのげないけれども、神を父母と思って信心していれば、目に見えない所は神が守ってくださる。
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ホームレスの男性(50代~60代)が、半年ぶりに参拝されました。昨年、初めて参拝された際は、ホームレスになったばかりで、先行きも見えず、ただ宮にはお金を無心に来られたようでした。
「お金をあげることが、あなたを助けることになるのか私にはわかりません。それよりも、もっとありがたいものを神様から授けて頂きましょう。」と、この男性を畳に座らせ、一緒に神前に向かって(その方の助かりを)お願いさせて頂きました。
今日、ひさびさに参拝され、「この冬は寒くて、本当に死にそうでした。周りのホームレスもバタバタと倒れて救急車で運ばれる中、おかげさまで、私はインフルエンザにもかからず、体だけは元気で、こうして生き抜くことができました。また、幸運にもシエルターに入ることもでき、現在、生活保護の申請を出しているところです。約一ヵ月かかるそうなので、まずはそれまでなんとか生き抜くことができますように、お願いいたします。」と感謝の報告とともに、今後のことを願われていました。
「あなたのことは、最初にここに来た時から、ずっとお願いさせて頂いています。何百円かの目先のお金も大切ですが、神様からおかげを頂くことの方がもっと大切だとわいうことがわかったでしょう。それにしても、よくこの冬を乗り越えられましたね。神様に後押しを頂いて、あと少し頑張らせて頂きましょう。」と言わせて頂きました。
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