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誰もがいつかは行く道

2005-04-22

ある学者さんがおられました。

奥様は、何か問題があれば「願いの宮」へ参拝され、おかげを頂かれていました。また、ご利益の事実を目の当たりにしておられましたが、ご主人の学者さんは境内までしか入って来られませんでした。

その元学者さんが、脳腫瘍になり、障害が残る手術をするか、それとも手術なしで余生を過ごすか・・・その選択をせまられて、願いの宮へ参拝されました。

私は「手術なしでおかげを頂いたらどうですか?」と言わせて頂きました。その方は「はい。ここへ来るまでいろいろと悩みましたが・・・ふっきれました。なんだか清々しいです。この先どうなろうと神さまを支えにして生きていきます。」と、それから月に一度は参拝をされ熱心に神さまにお願いされていました。

不思議に痛みもなく、80歳を越え晩年を今まで以上に家族仲良く過ごしておられました。

その方の口癖が「先代も先々代も21日に亡くなったから、私も21日に死ぬからね」でした。

それから数年が経ち・・・
昨日の21日家族に見守られる中、痛みもなく眠るように天寿をまっとうされました。

長くて素晴らしい人生を神さまから頂いたこと、また晩年には神さまに出会うことができたことへのお礼の電話をご主人に代わって奥様から頂きました。

21日に亡くなられたのは、神さまがお迎えに来られたのです。人間は、死ぬにも神さまのおかげを頂かねばなりません。

また、どのような人生を歩んできたかは、必ず死に際に現れます。

ご主人さん、先ほど神殿にて神さまにご報告させて頂きました。
またいつかお会いできる日を楽しみにしております。

  • 株式会社桃山社中
  • 願いの宮神前式 for LGBT