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お知らせ
のぼりの効果 “恋愛成就”
2005-06-20
昨日の昼頃、「初めて来たんですが、お願いさせて頂いてもいいですか?」と若い女性の参拝がありました。
宮では、初参拝者さんに、名前・住所・願いごとを用紙に記入して頂いています。それをカルテのように「結界」で私が診断しながら、悩みや願いごとを聞かせて頂いています。
結婚まで考えていた彼氏とわかれ、悩み苦しむ胸のうちを聞いてくれる人もいなかったらしく、さまよい歩いていると“恋愛成就”ののぼりが見えたので、お参りしようと入ってこられたとのことです。
私の座る「結界」に来られた時には、すでに泣き崩れていました。「そうか、そうか、しんどかったなぁ。ここに来たからには、もう大丈夫。安心しなさい。」 ひとしきり話を聞かせて頂き、記入した紙を神殿に奉納し、「さぁ、一緒に神さまに祈らせて頂こう。」 としばらくご祈念させて頂きました。
少しずつ笑顔がもどり、世間話もできるようになってきました。また、不思議にも最近宮に来ている若い子たちとも、参拝が重なり4・5人で仲良く話しはじめました。
「ここっていいよね。」 「宗教臭くないとこがいい。」 「なんや彼氏とわかれたんかいな。」 「何か知らんけどここに来てるうちに、うまいこと行くで。」 「メール交換しよ。」 「ここは間違いなく流行るわ(笑)」 とまぁ皆さん好き放題に話してくれていましたが(^_^;)
結局、行き場のなかった彼女ですが、最後には別人のように元気になり「今日ここに来るまでは、実はもう死のうか・・・とまで思ってたんですよ(笑)」 と笑い話にまで変わるおかげを頂いて帰って行かれました。
宮の前に派手なのぼりを立てることに、最初は戸惑いや勇気がいりました。また、願いを受ける側としての逃げられない恐ろしさも経験しました。しかし、昨日ほど派手なのぼりを立ててよかったと実感した日はありません。
私は、医者でいうなら町医者の赤ひげ先生なのかもしれません。 難しい理論を語ることもいらず、組織の歯車に振り回されることもない、また上品さや高尚さも要求されない現場で患者とともに生きる町医者。
将来はどんな宗教家になるにせよ、まずは現場を知っておかねばならないと考えています。



