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お知らせ

目先の事柄に囚われない

2007-02-13

先日、研究者になるべく東京大学を第一志望にしていた受験生のお母様から、「特別祈願」の用紙が届きました。センター試験の結果が思わしくなく、憧れていた東大を受けれないとのことでした。私立では上智や慶応を受け、第2志望の東京工業大学に合格できるようにとお願いされていました。翌日、お母様から以下のようなメールが届きました。

昨日から息子は、緊張の糸が切れたように心を閉ざしたままずーっと何も食べずに寝ています。私が息子の様子を見てきついことを言ってしまったのが、原因だと反省しています。息子への接し方で私が罰を受けるのは、自業自得だと思っていますが、息子がこの大事な時にこのような受験すらできない状態になってしまったのは、なぜなのかと考えてしまいます。神様のおかげをいただきたく祈るしかございません。

気力を失ってしまった息子さんに困惑されているお母様に、次のような返事をさせて頂きました。

入試もいよいよ近づき親として焦る気持ちもあるでしょう。まず、入試を受ける、そして合格するという願いの前に、彼自身の将来を冷静にお願いさせて頂きましょう。これさえハッキリしていれば、息子さんは必ず立ち上がります。たとえ、この後の受験をぜず浪人することになったとしても、今回のことが彼の財産になるでしょう。この時期に挫折を味わうということは、逆に言えば、神様の期待が大きい息子さんということです。人様のお役に立つ素晴らしい学者になるやもしれません。目先のことも大切ですが、今は暖かく彼を見守り、将来のことを祈らせて頂きましょうね。こちらからも彼のことを引き続き祈らせて頂きます。

すると、翌朝、折り返しお母様からメールが届きました。

昨日は、お返事ありがとうございました。読みながら涙が出て、止まりませんでした。私は、目先の合格だけにとらわれ、息子を追い詰めていました。何よりも大切なのは、息子の将来だということを忘れておりました。そのことに気づき、息子の将来にとってベストな選択をさせてくださいと神様にお祈りしてみました。

早速、神様のおかげを頂戴いたしております。今朝、息子は7時前に起き、自分の受験について話してくれました。上智大は、受験したくない。慶應大と東工大のみ受験する。東工大の某学科は、子どもの頃から興味があったから、厳しいとは思うけど、びりでも合格したい。と話してくれました。昨日の寝てばかりいる生気のない息子の姿から驚くほどの変化です。息子にとって神様は、ベストな選択へ導いて下さるでしょう。受験を普通に出来るだけでありがたく思っています。どうもありがとうございました。

先が見えなくなると、人間はつい目先の事柄に囚われてしまい悪循環に陥ってしまう習性があるようです。感情が乱れる時こそ、神様に願いつつ冷静さを取り戻し、“本当に大切なことは何か”を俯瞰(ふかん)して改めて見直す必要があるのです。

【開運のポイント】おかげはたらいの水である。向こうへやろうとすれば、こちらへ来る。こちらへ取ろうとすれば、向こうへ行く。

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