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雨が降らないない時ほど根を張ろう

2007-08-10

Green 今日は、2年前から参拝している女性(30代)がお参りされました。彼女は、以前芸能界で活躍されていましたが、ある出来事からマスコミにあることないことを叩かれてしまい、結局芸能活動を辞めることになりました。現在は、普通に暮らし勉強にバイトに忙しくされているようです。

先日、ある雑誌の取材を受けられたそうです。十年ほどの年月が過ぎ、好意的に扱ってくれるマスコミが現れたことに感謝されていました。業界に戻ることは考えていないようですが、今回雑誌に載ることで、彼女の当時受けた痛みが少しは癒えることになるでしょう。「取材を受けるかどうか悩みましたが、ちゃんと私を見ていてくれた人がいたことが嬉しかったです。神様にも見て頂きたいと思い、今日はこの雑誌を持って来ました。」と喜ばれていました。その内容は、活躍していた当時のこと、また今も元気でいること、そして芸能界に未練はないこと、さらに次の夢に向かって頑張っていることなどの記事が書かれていました。

もし初めて参拝された2年前にこの取材を受けていたならば、世の中への恨みつらみの内容が書かれていたのかもしれません。個性的で、周囲からは理解されにくい面もある彼女ですが、ここ数年で精神的に明らかに成長しているのを感じています。どんなことでもそうですが、相手にわかってもらいたい、理解してもらいたいと結果を急ぐあまり、自滅することにならないようにしたいものです。植物で言えば、日照り続きの時ほど、雨が降るワンチャンスをモノにするためにも、地面の下(目に見えないところ)でしっかりと根を張ることが大切なのです。

【開運のポイント】人は十年は長いように思うけれども、神にとっては、あちらを向いてこちらを向く時間ほどもない。

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