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私の夢 (第一段階)

2005-05-17

戦前の願いの宮は「桃山の金神さん」と世間では呼ばれていました。商売人から歌舞伎界・花柳界にいたるまで幅広い信仰を集めていました。中でも子宝安産・縁結びにおかげがあるとして、全国各地から参拝者がたえませんでした。

当時の商売人で例を上げれば、森下仁丹の創業者の森下さんなんかも熱心な参拝者のひとりでした。戦前は満州の僻地にまで、あの有名な仁丹の看板を掲げるくらい商売繁盛のおかげを頂かれていました。( 「火垂るの墓」の駅のシーンにも看板が出ています )

森下さんは、商売が上手くいった時には、神さまにドカッとお供えをされ、大祭終了後は、玄関先で他のお参りの方々に仁丹を配っていたと聞いています。さらにそこから、事業の発展をどんどん展開していかれました。“人生の繁栄”と“宮の繁栄”を重ねていたのでしょう。おかげが頂けるのもうなずけます。

その後、宮は戦災に遭い焼失。また戦後の宗教の近代化の波にも呑まれてしまい、衰退を余儀なくされました。私は、あの誰もが参拝でき御利益を頂いてきた宮を復興させるべく使命感に燃えています。戦前の「桃山の金神さん」をパワーアップさせた“願いの宮”の発展、これが第一段階の私の夢です。

第二段階の夢は、内緒にしときましょう(笑)

  • 株式会社桃山社中
  • 願いの宮神前式 for LGBT