BLOG

ブログ

ブログ

お知らせ

若人よ、身体ごと進め!!

2006-10-06

「五年の座行(修行)」も終わり、いよいよこれからという頃、お客さん(ある有名な武道家さん)から頂いたという武道書を参拝された女性から突然手渡されました。不思議なことに、そこには私が修行する中で体感体得したことが、「晩年の師匠には従うな!!」という驚くべきタイトル(項目)の中に書かれてありました。

(師匠の)晩年の最後の型を持って、最終、最善の技と勘違いする傾向が往々にあるが、事はそれほど単純ではない。若い時は、多少がむしゃらでも力ずくな部分があって当然なばかりか、晩年の枯れた技のためには必要でさえある。そして、中高年になってより無駄のない動きを模索することによって、最後の境地へと達する。技は、形をなぞっても結局は身に付かず、その変遷の意味を身体で理解してのみ、魂を持ち力となりえるのである。真の指導者とならんとするものは、その構造を知ってのみ、技を説く資格を有すと言えよう。

これは、なにも武道の世界だけのことではありません。代を継がねばならない宗教家や実業家でも、中身は違いますが同じ事がいえるでしょう。世間では、よく成功者が語るセミナーなどが数多くありますが、その語られる言葉を鵜呑みに聞いているだけでは、同じような成功者にはなれないことを知っておく必要があるのです。

どの道へ進むにしろ、頭ではなく身体ごとぶつかって体得していく以外に方法はないのです。

【開運のポイント】容赦をするな。鐘は打ち割る心でつけ。太鼓はたたき破る気でたたけ。割れも破れもしない。(おかげが頂けるのも頂けないのも)ただ、その人のたたきようしだい。天地に鳴り渡ってみせよう。

※このブログを応援して下さる方は、以下を1日1回クリックして下さい。クリックがカウントされると「願いの宮」が上位に進みます!!→人気blogランキングへ (6日現在4位)

  • 株式会社桃山社中
  • 願いの宮神前式 for LGBT