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豊かな徳を子孫に残す

2006-12-21

今日は、祖霊殿にて合祀祭を執り行いました。合祀させて頂いたのは、先月亡くなられた男性(80代)です。この男性は、幼い頃、重い病気に罹り危篤状態のところを、お母さんが“御利益がある”と当時評判が高かった戦前の宮へ熱心に参拝されるところから、九死に一生のおかげを頂かれました。

その後も、体は弱いものの無事に成長され、神様を支えに今日まで生きてこられ、晩年は、宮の行事の記録写真を撮るご奉仕を熱心にされていました。不思議なことに、たとえ体調が悪くなって入院することがあったとしても、行事が近づくにつれて元気になっていくというおかげを頂かれてきました。

10月の行事撮影も終え、現像した写真を宮に納められた後、急に肺炎で入院されました。病院の先生からは、「よくこんな体でここまで生きてこれましたね。」と不思議がられていたそうです。最後は、肺炎で入院したものの、すべての体の機能が限界だったようです。おかげを頂かれ、子どもや孫たちに囲まれ、眠るように静かに息を引きとられたそうです。

もし、幼き日、神様と出会うことなく命が事切れていたとしたら、この男性の味わい深い人生も、またそれに続く子どもや孫もたちもこの世には存在しなかっただろうと思うと、感慨深いものがあります。目先の「おかげ」ではなく、人生そのものが「おかげ」で包まれるような、豊かな人生を歩みたいものです。人間は生きるにも「おかげ」を頂かねばなりませんが、死ぬにも「おかげ」を頂かねば楽に死ねないということもまた覚えておく方がいいでしょう。

この男性は、趣味である写真を通して、神様の御用(奉仕)をされていました。決して何かをしなければならないという強制的なものではありませんが、自分のできる範囲で何か神様に喜んで頂きたいと、自発的にご奉仕させて頂くことは、感謝の気持ちの現れであると同時に、徳を積むという意味でも大切なことなのです。

【開運のポイント】 先の世まで持っていかれ、子孫までも残るものは神徳である。神徳は、信心すればだれでも受けることができる。神徳は尽きることがない。

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